TK哲学

思いつくことを思うままに言葉に乗せて

大人のADHD・アスペルゲンガーを考える。

ADHDの主な症状

 

1.多動性

  • 落ち着かない感じ
  • 貧乏ゆすりなど、目的のない動き

2.衝動性

  • 思ったことをすぐに口にしてしまう
  • 衝動買いをしてしまう

3.不注意

  • 仕事などでケアレスミスをする
  • 忘れ物、なくし物が多い
  • 約束を守れない、間に合わない
  • 時間管理が苦手
  • 仕事や作業を順序だてて行うことが苦手
  • 片付けるのが苦手
アスペルゲンガーの主な症状
1.社会性の障害・場面に合う服装がわからない。
・喜怒哀楽を読み取ることができない。
・言葉や作法の使い分けができない。

2.コミュニケーション能力の障害
・騒がしい環境が苦手。
・質問に的確に答えることができない。
・自分ばかりしゃべり続ける。

3.想像力の障害
・環境が変わると強い不安に襲われる。
・生活パターンが同じじゃないとダメ。
・物の配置が変わるとパニックになる。

 

話題の病気である。

病気に苦しんでいる方もいらっしゃることを肝に銘じて論じたいと思う。

 

2つの病気に共通点は何なのか?

医学的に脳がうまくいってないとかなんとかあるとは思うが、僕の答えは違う。

僕の考える2つの病気の共通点はこれだ。

 

「人とは考え方や行動がちょっと違う!」

 

これだけではないか。

症状に当てはまる方は周囲にはたくさんいる。

昔からもいたと思う。

僕自身はそんな方々は迷惑だとは思わない。

 

「人と違ってすげえな!」

 

こう思うわけである。

ただ話題になるということは社会では違う風に受け止めている方が多いのではないか。

 

「人と違う!なんかおかしい!」

 

違うことを認めることのできない社会が到来しているのかもしれない。

アドラー心理学でいう「共同体感覚」が曲がって解釈されているのか。

個性というものが認められなくなっているのではないか。

 

もちろん社会にはルールやマナーなど守るべきものはたくさんある。

 

ただ行動や感覚が人と違うだけで病気のレッテルを張るということは

 

気に入らない人物を排除する行為にあたるのではないか。